下風呂温泉(風間浦村)

本州最北端の温泉郷、下風呂温泉の海峡の湯に浸かりました2023.5

下風呂は、文豪の井上靖が「ああ、湯が滲みて来る。本州の、北の果ての海っぱたで、雪降り積る温泉旅館の浴槽に沈んで、俺はいま硫黄の匂いを嗅いでいる。」と小説”海峡”で残しています。
下風呂温泉郷は温泉旅館のほか公共浴場、新湯/大湯がありましたが閉鎖され日帰りは海峡の湯があります。

まるごと青森HPより海峡の湯(新湯/大湯)


海峡の湯は、湯船から津軽海峡が見渡せ、新湯と大湯が青森ヒバの湯船で並んでいます。
新湯/大湯の浴槽が並んで味わえます。新湯は硫黄の香がします。一方、新湯は無色透明で青森ヒバの香を感じられます。
下風呂 おんせん食堂では”鮟鱇定食”、”平目漬け丼(津軽海峡産)”など地元のご馳走がいただけます。
料金:450円
源泉:新湯/大湯
泉質:新湯:含硫黄-ナトリウム-塩化物泉/大湯:酸性・含硫酸-ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉

津軽海峡と太平洋の境目尻屋崎は下北半島で最も古い大地だそうです。灯台の周りには寒立馬と呼ばれる馬が放牧されています。この時期は牧草のある地帯でのんびり過ごしていましたが降雪の時期は灯台近くに移るそうです(見てみたいものです)。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP
PAGE TOP